【これは約 3 分の記事です】
私は学習動画を作っているのですが、同じテーマの学習動画を新たに作りなおした時には、古い動画記事ではなく、新しい動画記事の方をみていただきたいと考えています。
そのようなときに利用するWordPressのプラグインが「Redirection」です。
目的
- 古い記事にアクセスした閲覧者をすぐに新しい記事に誘導する
- 検索エンジンにも上述のことを認識させる
インストールと設定
- WordPressプラグインで「Redirection」を検索し、インストール
- インストールが完了したら、[設定]→[Redirection]を選択
- 下の方にリダイレクト情報を追加するフィールドがあるので、情報を追加して保存
- 保存されたら一覧表示されます
これで、古い記事へのアクセスは新し記事に転送されるようになりました。
telnetでリダイレクト情報を確認
転送元の記事にtelnetクライアントでアクセスしてヘッダ情報を見るとこんな感じでした。
HTTP/1.1 301 Moved Permanently
Location: /movie/200723717/
と表示されるので、古いサイトから新しいサイトへの誘導は、301リダイレクトで適切になされています。
他の実施項目として転送元のnoindex設定
古い記事のURLへの新規アクセスを少なくするため、転送元の記事にnoindexを設定し、検索サイトに登録されないようにしました。これはAll in One SEO Packで設定しています。
終わりに
古い学習動画記事を上書きする方法ももちろんあります。ただ私の場合は記事は学習履歴としての側面もあるので、あとで振り返るための情報として古い情報はそのまま残しておきたいと考えています。そういう時にはこのRedirectionプラグイン、便利です。
今回の例では同一サイト内の誘導を例にしましたが、もちろん異なるサイトへのリダイレクトも可能です。そういう際に是非利用していただければと思っています。
Redirectionプラグイン
https://wordpress.org/plugins/redirection/
防災SNSアドバイザー。情報処理安全確保支援士第5338号。ネットワークスペシャリスト。ITコーディネータ
東北大学大学情報科学研究科第2期生。1994年からインターネットに携わる。システムベンダーの総務社内SEとして、社内システムの構築運用やBCP策定、従業員教育に関与。2015年情報セキュリティ専門法人「まるおかディジタル株式会社」を福井県坂井市丸岡町に設立し現在に至る。研修では基本的に防災のお話以外では着物でお話させていただいております。
情報セキュリティ・IT関連資格取得・企業防災(BCP)の組織内教育・コンサルティング・支援・取材のお問い合わせなどございましたら、こちらからご連絡ください。
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