今回の投稿は、サーバ障害・災害情報など、緊急用ページを作る場合の注意点です。

福井の2018年2月の豪雪に対して制作された福井市の緊急用ページが秀逸
この投稿をしている時点(2018年2月8日)、福井は大雪です。
それに伴い、福井市は、緊急用トップページを作りました。
普段のページから、差し替わっています。
福井市ホームページ
https://www.city.fukui.lg.jp/
災害時にはこんなページになっています。

通常はこんな感じ

こういっては何ですが、福井市の通常ホームページよりも、災害時ページのほうがデザインセンスは上です。必要な情報が的確に取得できます。
ただ、このページにはいくつか不備な点があります。CSSが中途半端なので、スマートフォンの環境によっては文字表示があまりに小さく見えてしまいます。あと、FacebookやTwitterなどでシェアしたときのOG… 詳しく読む
セキュリティ問題で、パスワードの定期変更と同じように、「意味があるのか」と議論になる問題として、
暗号化したファイルを、添付ファイルとしてメール送信、それとは別にパスワードを書いたメール送信
というルールに意味があるか、というものがあります。
ほとんどの人が「面倒くさいから」ということで嫌がる「添付した暗号化ファイルとパスワードを別メールで送る」ですが、ほんとうに意味が無いか、今回は考えます。
なお、「無意味」という人には2通り存在します。同じ無意味論者でも考え方が真逆なので注意が必要です。
- 暗号化ファイルとパスワードを別にすること自体を面倒で無意味という人
- 「別メール」であっても「同一経路」なので無意味という人
…
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政府が提供する電子総合窓口「e-Gov」。このサービスの一つで法令検索が提供されています。
このシステム、2017年10月2日にリニューアルをしたのですが、あまりにもユーザインターフェイス設計がひどすぎてこういう記事を書きました。
e-Govの法令検索結果で<HTML>タグが3つあるなど、設計が狂っている
https://www.maruoka-digital.jp/blogcontent/2210043527/
で、この記事はその4ヶ月後。
ソースを見ると、相変わらず<html></html>タグが入れ子になって3つあったり、無駄なフレームで印刷が全文できないなど、HTMLをちょっとかじった素人が自分の知っている文法をひけらかすレベル(iFrameなどひけらかすレベルの知識ではないし、基本的に使わない設計がスマート)でデタラメに設計したとしか思えない作りのページで、一体どこの業者が作ったか知りたいところですが、1点だけ改良されているようです。… 詳しく読む
セキュリティ対策が必要な攻撃手法やウイルスには、どんどん新たなものが出てくるので、セキュリティ対策のために日々の情報収集が必要になります。
が、セキュリティ対策は、古い情報についても知っておく必要があります。
ということで、こういうトレンドマイクロのブログ
9年経過した「DOWNAD」依然としてまん延、更新されないレガシーシステムを狙う
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/16614
このブログを書いているのが2017年、9年前というと、2008年です。
このときに流行した「DOWNAD」が今も猛威を奮っている、とのこと。
もっとも、日本ではあまり聞きません。古くてサポート対象外のOSからのリプレースが、ある程度は進んでいるからかもしれません。… 詳しく読む
情報モラルや情報セキュリティについて、児童生徒学生が考える機会になるように開催されている、IPA「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」。
募集されているのは
2017年の受賞候補作品の公開と意見の募集が12月8日から20日までの間、以下のサイトでなされています。

ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール
https://www.ipa.go.jp/security/event/hyogo/index.html
見た感じ、作品の出来は玉石混交ですが、このコンクールの趣旨は、「応募作品づくりを通してセキュリティについて考えてもらう」です。玉も石も混ざっていても、趣旨からすると構いません。考えていただくことのほうが重要なのです。… 詳しく読む
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