【これは約 3 分の記事です】
今日ネットでニュースを見ていると、国立科学博物館の重要科学技術資料の今年度登録で、8ビットパソコンが登録される、という記事がありました。
AIBO、8 ビットパソコン、レーザディスクプレーヤ、タカヂアスターゼなど 25 件の「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」の登録と登録証授与式について
http://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/77825.pdf
8ビットパソコンとしては、
- MZ-80K(シャープ)
- PC-8001(NEC)
- ベーシックマスター(日立)
が、登録される、ということですが、もちろん、全部知っています。
世代的には私はこの後の御三家(PC-8801、FM-7、X1)の時代のほうが重なるのですが、前の世代のパソコンに対してももちろん憧れがありました。
特に、MZシリーズには非常に憧れました。私が今日でいうパソコン(当時は「マイコン」と言いました)に今日を持った頃発売されていたのは
MZ-80K2E
という、MZ-80Kの廉価版です。
このパソコンの何が素敵だったかというと
- まっさらなコンピュータがカセットテープによって動きを吹き込まれるというクリーン設計
- ディスプレイ・本体・キーボード・カセットデッキが一つにまとまっているオールインワン設計
- 黒地に緑で表示されるディスプレイ
これだけで飯一膳食えます。今考えると、例えばオールインワン設計はメンテナンスのしやすさとかからどうかと考えますが、子供心では
すげーカッコええやん
というコンピュータだったのです。
ちなみにお値段は
標準価格148,000円
10、11歳の子供ではさすがに手は出ないです。結局、私はPC-6001mkIIというPCを、生まれてから一度も使ったことのなかった貯金全て叩いて購入しました。これは、「こんにちはマイコン」というすがやみつるさんの漫画の影響が大きいです。
PC-6001mkIIの話はまた別に。このPCのおかげで、私は作曲が趣味になったので、影響はものすごく大きいです。
防災SNSアドバイザー。情報処理安全確保支援士第5338号。ネットワークスペシャリスト。ITコーディネータ
東北大学大学情報科学研究科第2期生。1994年からインターネットに携わる。システムベンダーの総務社内SEとして、社内システムの構築運用やBCP策定、従業員教育に関与。2015年情報セキュリティ専門法人「まるおかディジタル株式会社」を福井県坂井市丸岡町に設立し現在に至る。研修では基本的に防災のお話以外では着物でお話させていただいております。
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