【予想】国税庁は不評なサイトリニューアルに伴うURL変更をソーシャルデバッギングでリダイレクト修正する

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【これは約 7 分の記事です】

これは2018年4月3日時点の予想なので、外れる可能性があります。

3月31日にリニューアルした国税庁のサイトですが、このリニューアルが非常に不評です。

国税庁Webサイト、全URL変更で混乱 サイト内検索も役立たず、「無限ループ」状態に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1804/02/news108.html

リニューアルに伴うリンク切れ

リニューアルに伴い、今までのリングが途切れてしまっています。

国税庁ホームページリニューアルのお知らせ
https://www.nta.go.jp/information/other/data/h29/renewal/index.htm

2 ご留意いただきたい事項
リニューアルに当たり、トップページのURL(https://www.nta.go.jp)に変更はありませんが、情報分類の整理を行ったことから、各ページの掲載場所やほぼ全てのページのURLが変更になっています。

リニューアル前の各ページをブックマークに登録されている方やリンク設定をされている方は、お手数をおかけいたしますが、ブックマークの再登録やリンク設定の変更をお願いいたします。
(上記URLより引用)

検索エンジンはYahoo!を間借り

こうなると、行きたいページに辿り着くためには、リンクをたどっていくか、検索エンジンを使っていくかしかないのですが、

検索エンジンは、Yahoo!のサイトを利用しています。

検索エンジンがYahoo

サイト内検索について
https://www.nta.go.jp/information/other/data/h30/renewal/index.htm

国税庁ホームページは、平成30年3月31日(土)にリニューアルを行いました。

それに伴い、現在、検索エンジンで検索すると、検索結果に旧URLが表示され、そのままクリックすると、「国税庁ホームページリニューアルのお知らせ」のページを経由して、新しいホームページのトップページに自動的に移動するという事象が生じています。

皆様には、新しいページの検索結果が蓄積されるまでの間(一般的には2週間程度)、御不便をおかけして申し訳ございませんが、「国税庁ホームページの使い方」を御覧いただき、国税庁ホームページのトップページからの案内表示に従って御利用ください。
(上記URLから引用)

ここ数日のリニューアルを、Yahooのデータベースがすぐに反映するはずがありません。当然、必要なサイトに行き着けない、という状況に陥ります。

以前存在したディレクトリはトップへのリダイレクト、もともと無いディレクトリは「見つかりません」表示

ちょっとURLの実験をしてみました。なお、この実験は2018年4月3日時点なので、将来的には結果が変わっているかも知れません。

もともと存在するディレクトリで、でたらめなURLを作ってみました。

以前存在したURLの最後のファイル名だけデタラメ
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/hogehoge.htm

こうなります。トップページへのリダイレクトがなされます。

リニューアルに伴うリダイレクト

次に、以前も存在していないはずのデタラメURL
https://www.nta.go.jp/detarame/hogehoge.htm

ページが見つかりません

「ページが見つかりません」と表示されます。

この2つ、動きが違います。これがどういうことかというと、おそらく

少なくともリダイレクト前のURLは、最下層ディレクトリレベルでは把握されて、維持されている

ということです。そうすると、今はトップページへのリダイレクトしかしていませんが、どこかの時点で個別リダイレクト設定する可能性がある、ということです。

ソーシャルデバッギング

国税庁のサイト、以前のURLが消えたことに対してあまりにも不便なため、こういうサイトができました。個人のかたが作ったサイトのようです。

国税庁URL変換器
https://nta-go.com/

私が試した限りでは、残念ながら現URLが出なかったので精度がわからないのですが、おそらくこういうところでURLの対応表が作られるのでしょう。

公開された不完全なウェブサイトの修正のために、サイト管理者とは無関係な人たちが修正情報をアップしていく、いわば「ソーシャルデバッギング」状態。

もちろん、この変換器サイトの運用をする方には正確性を担保する義務はありません。それは国税庁の仕事。

ここからは完全に推測と予想

ここからは完全に推測と予想ですが、国税庁は個別リダイレクト設定ができる余地だけ残しておいて、実際には3月31日に間に合うように、個別リダイレクト設定せずに、サイトリニューアルをした。

サイトリニューアルでURLが変わることは珍しいことではないので、このままやり過ごそうと考えたかも知れません。が、あまりにも問題を指摘されたので、個別リダイレクト設定をやり直すか、もしくはYahoo検索を取り外して、自前の検索機能を提供する。

個別リダイレクトを設定する際には、国税庁URL変換器などでソーシャルデバッギングされた情報を元に設定を行う。

これが私の予想です。

あくまで予想なので、外れるかもしれません。

以前のサイトは改善すべき出来だった

不評なリニューアルですが、かと言って、以前のページの構成が良かったかというと、そんな事はありません。

これは、2018年3月9日時点の国税庁サイトのトップページです。

インターネット・アーカイブサイトの、archive.is で確認しました。

3月9日時点の国税庁サイト

ごちゃごちゃして分かりづらいですね。リニューアルが必要なことは確かだったと思います。トップページの画像だけではわかりませんが、メニュー構成も分かりづらかったと想像します。

もっとも、検索機能さえしっかりしていれば、メニュー構成は多少ずれがあったり変更があっても許容出来るとは思いますが。

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