【これは約 2 分の記事です】
IPAがランサムウェアの対策についてアナウンスを出しています。
感染が拡大中のランサムウェアの対策について
http://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20170628-ransomware.html
今回は、 OS (オペレーティングシステム)を読み込むための領域を破壊する「Petya(ペトヤ/ペチャ)」と呼ばれるマルウェアの亜種を中心に、その手法と対処方法を述べています。
この情報の掲載、最初は6月28日でした。
29日、つまり次の日、対処方法を追加しています。追加項目は
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4.定期的なバックアップをする
ランサムウェアに感染した場合に備え、重要なデータは定期的なバックアップを実施してください。バックアップデータを保存した機器はコンピュータやネットワークから切り離して保管してください。
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追加項目は「4」となっていますが、1,2,3はこうなっています。
1.不審なメールの添付ファイルの開封やリンクへのアクセスをしない
2.脆弱性の解消 – 修正プログラムの適用
3.ウイルス対策ソフトの定義ファイルを更新する
この3つは、ランサムウェアでなくとも、通常のウイルス対策でもよく言われる注意です。
ランサムウェアの場合、これに加えて「バックアップ」が重要になってきます。IPAもそこを重視して、一日遅れましたが、対処方法を追加しているのだと思います。
防災SNSアドバイザー。情報処理安全確保支援士第5338号。ネットワークスペシャリスト。ITコーディネータ
東北大学大学情報科学研究科第2期生。1994年からインターネットに携わる。システムベンダーの総務社内SEとして、社内システムの構築運用やBCP策定、従業員教育に関与。2015年情報セキュリティ専門法人「まるおかディジタル株式会社」を福井県坂井市丸岡町に設立し現在に至る。研修では基本的に防災のお話以外では着物でお話させていただいております。
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