【これは約 2 分の記事です】
今日は短めのブログで。
ネットワーク・通信の本質は何か、と聞かれたら、私なら
当事者間が共通の約束事で情報を交換すること
と答えます。
約束事=プロトコル(Protocol)
です。
いくら優れた通信方式でも相手がその利用に同意しなければ通信は成立しない。
逆に、自分が同意したくなくても、相手がその通信方式をゴリ押しすれば、自分の使わざるを得ない。
通信手段を考えるとき、
- 相手が同意できる約束事であるか
は考える必要があります。自分にとってFacebookが便利だからといって、相手がFacebook利用に同意できるとは限らないのです。
通信方式を相手にゴリ押し、していませんか?
仕事では通信方式を関係者間で強制的に合わせる必要がある場合もあります。強制の際、なんのフォローもなく、強制だけさせていませんか?
例えば
エコロジーのため、通信手段は伝書鳩に限る
と言われたら、殆どの人は嫌でしょう。会社命令で受け入れざるを得ないとしても、であれば、鳩を飼うための維持費を与えてほしい、そう思うはずです。
通信は当事者間の約束事。そのことを意識するようにしています。
防災SNSアドバイザー。情報処理安全確保支援士第5338号。ネットワークスペシャリスト。ITコーディネータ
東北大学大学情報科学研究科第2期生。1994年からインターネットに携わる。システムベンダーの総務社内SEとして、社内システムの構築運用やBCP策定、従業員教育に関与。2015年情報セキュリティ専門法人「まるおかディジタル株式会社」を福井県坂井市丸岡町に設立し現在に至る。研修では基本的に防災のお話以外では着物でお話させていただいております。
情報セキュリティ・IT関連資格取得・企業防災(BCP)の組織内教育・コンサルティング・支援・取材のお問い合わせなどございましたら、こちらからご連絡ください。
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