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フィッシング対策協議会経由で見つけたの情報で、2017年の第2四半期(4月から6月)のフィッシング攻撃は約10万件と2014年の第3四半期と同じ水準にまで下がったという情報を見ました。
フィッシング攻撃、前四半期比4割減 – 約3年ぶりの低水準
http://www.security-next.com/085893
このセキュリティネクストサイトでは、前年同期(2016年第2四半期)と比べると2割ほどの件数となっていますが、前年同期の報告数が約52万件だったので、前年同期が多すぎたと言っていいです。
フィッシング攻撃少なくなった、と喜んで入られません。
同じセキュリティネクストサイトで、今年の8月に届けられたフィッシング報告件数は急激に増えています。
フィッシング報告、17カ月ぶりに1000件を突破 – URLも大幅増
http://www.security-next.com/085403
もっとも、この2つのニュースの情報源は異なり、1つ目に紹介した第2四半期の攻撃件数は、「RSA AFCC(オンライン不正対策指令センター)」、8月のフィッシング報告件数は「フィッシング対策協議会」が情報源なので、完全に同じ土俵ではないのですが、フィッシング攻撃には波があり、落ち着いたからと言って油断はできないのです。
防災SNSアドバイザー。情報処理安全確保支援士第5338号。ネットワークスペシャリスト。ITコーディネータ
東北大学大学情報科学研究科第2期生。1994年からインターネットに携わる。システムベンダーの総務社内SEとして、社内システムの構築運用やBCP策定、従業員教育に関与。2015年情報セキュリティ専門法人「まるおかディジタル株式会社」を福井県坂井市丸岡町に設立し現在に至る。研修では基本的に防災のお話以外では着物でお話させていただいております。
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