【これは約 2 分の記事です】
かなりいろいろなところで話題になっていますが、iOSつまりiPhoneやiPadなどで偽のポップアップを表示させる手法が話題になっています。
私の方では再現できないので、ニュースをそのまま紹介するかたちですが、
「Sign in to iTunes Store」
という偽のポップアップを表示して、パスワードを盗み取ろうとするものです。
日本語の情報源はこちら
iOSの偽ダイアログを出してパスワードを盗み取るフィッシングが存在、騙されないための対策はコレ
http://gigazine.net/news/20171011-ios-steal-password/
これがいやらしいのは、ホーム画面やアプリ起動中の画面にでも割り込んでくる、ということ。
これを本物のパスワード入力警告と区別しろというのは、難しいと思います。
この偽警告を見抜く方法、書かれていますが、これをずっと信じ続けるのはおそらく危険です。記事を見ると、「ダイアログ表示の内部プロセスが異なる」ため、区別が付くと書かれていますが、その際が何故生じるか、今の仕様でたまたまそうなだけなのか、わからないからです。
将来的に動きが変わる可能性を否定できません。
なので、このポップアップが出たら
- 何故このタイミングでポップアップが出たか考える
- キャンセルをしてみて、動作に支障がないか
- このようなポップアップを出すアプリをインストールした心あたりがないか
という点を確認した方がいいと考えます。
防災SNSアドバイザー。情報処理安全確保支援士第5338号。ネットワークスペシャリスト。ITコーディネータ
東北大学大学情報科学研究科第2期生。1994年からインターネットに携わる。システムベンダーの総務社内SEとして、社内システムの構築運用やBCP策定、従業員教育に関与。2015年情報セキュリティ専門法人「まるおかディジタル株式会社」を福井県坂井市丸岡町に設立し現在に至る。研修では基本的に防災のお話以外では着物でお話させていただいております。
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