波状手すりの安全面でのメリットデメリット

ぜひシェア願います!
Share on facebook
Facebook
Share on twitter
Twitter
Share on linkedin
Linkedin

【これは約 3 分の記事です】

セキュリティの分野で、利用者の安全性を考えるという意味で、ユーザビリティについても考えます。

人が使うインタフェースとしてわかり易く安全かどうか

今回は興味深い情報を見つけたので、それをテーマでブログ

それは、「波形手すりは、視覚障害者の方にとっては不安を感じるが、高齢者の方々には力を入れることができて使いやすい」

というお話。ただ、これはネットでの情報なので、私は試しきれていません。

波形手すりとは何か、ですが、私の周りで波形手すりを見かけず、手元に使っても差し支えない写真がないので、Google検索の結果を参照

波形手すりの画像
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%B3%A2%E5%BD%A2%E6%89%8B%E3%81%99%E3%82%8A&tbm=isch&pws=0

視覚障害者の方にとってこれが使いにくい理由は

  • 持ち手がぐねぐねとうねっているので、持っていて不安になる
  • 階段の最後で持ち手が平行になるというイメージを持っているので、どこが終点かわかりにくい

そうです。

ただ、この波形手すり、もちろん、意味なくそうなっているわけではありません。

この手すりは

  • 上りのときには引っ張ることができる
  • 下りのときには体重をかけられるので安定する

ので、力の弱くなっている高齢者の補助になるそうです。

つまり、ある人達のユーザビリティは下げるが、ある人達のユーザビリティは上げる、配慮なのです。

日本全体での

  • 視覚障害者は約30万人
  • 高齢者(65歳以上)は約3460万人

もちろん、視覚障害者にも重度軽度があって、手すりを必要とする人ばかりとは限りません。高齢者も同様で、手すりを必要とするほどの高齢者ばかりとは限りません。また、この2つは排他的な関係ではないので、両方に当てはまる方もいるでしょう。

とは言っても、この統計上は、視覚障害者の方の人口より、高齢者の人口のほうが多いです。高齢者対策のほうが先に考えられるのも無理はないのですが、ユーザビリティで考えると、視覚障害者の方への配慮も必要。

ユーザビリティの問題は、利便性が人によって相反することもあります。対応にはコストもかかりますので、どこにどうウェイトをおいて対応するかは難しいところです。

今回はネットでの情報で興味があったのでブログ化しました。ただ、私は自分の近くでは波形手すりが見当たらず試せておりません。見つけたら、私自身でも、目を閉じた状態で伝ってみるなど試してみようと思います。

ぜひシェア願います!
Share on facebook
Facebook
Share on twitter
Twitter
Share on linkedin
Linkedin