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私が新入社員の頃、チームの先輩はこういうことを言っていました。
自分がもし死んでも仕事が回るようにすることを考えている
それは情報の整理だったり、いろいろな段取りですが、この言葉はずっと私の中にあり続けています。私がシステムを組む時、自分にしかわからない、自分以外の人間が理解するのに時間がかかる要素を入れたり組み込み方をしたりすることは極力避けています。できるかぎり誰でもが思いつくモジュールを入れたり、コンフィグの設定を分かりやすいものにしたりしました。
いま、私は一つの会社を運営する社長です。まだ一人で活動しています。私が死んだ時、お客さまが困らないようにするにはどうすればいいか、社員を増やしたいな、そうすれば私以外でも情報の共有ができる・・・他の小企業の社長は自分が死んだらどうするか、どう考えているんだろう。
といったことを考えています。自分の死について考えると少し気が滅入るのですが、考えないわけには行きません。
人間いつ死ぬか、わかりません。病気で長い日時をかけてなくなるかもしれませんし、事故で突然亡くなるかもしれません。私自身、他の人が亡くなって、その人の仕事を引き継いだ、という経験を数回しています。
「自分が死んでもお客様に迷惑をかけない」、会社人として避けて通れない問題です。
防災SNSアドバイザー。情報処理安全確保支援士第5338号。ネットワークスペシャリスト。ITコーディネータ
東北大学大学情報科学研究科第2期生。1994年からインターネットに携わる。システムベンダーの総務社内SEとして、社内システムの構築運用やBCP策定、従業員教育に関与。2015年情報セキュリティ専門法人「まるおかディジタル株式会社」を福井県坂井市丸岡町に設立し現在に至る。研修では基本的に防災のお話以外では着物でお話させていただいております。
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