【これは約 4 分の記事です】
日商簿記試験の前で、直前に習慣、どういう勉強したかという話が出ました。
私は
- 日商簿記3級・・・50時間を独学
- 日商簿記2級・・・120時間を商工会議所の講習受けながら
勉強して合格しています。で、2週間前はどうだったかというと、
- 日商簿記3級・・・80点
- 日商簿記2級・・・54点
3級はあまり問題なかったのですが、2級は2週間前でこの状態なので、軌道修正しました。
2週間前になると、やることは過去問です。
ただ、解いて、解答を見てあっているかどうか判断するだけではダメで、「間違ったところを何故間違えたか」を確認することが重要。これをやらない状態で、いくら過去問をやっても本番では合格できません。
回答できなかった問題は、できなかったり間違えた理由を探します。
私の場合は、「問題になってくる取引で出てくる動詞からどのような仕分けが必要になるかわかっていなかった」ことが問題だったので、簿記のテキストを見て例題に出てくる動詞を片っ端から列挙していきました。列挙しつつ関連する仕訳を見ていきました。動詞すべてを覚えたわけではないのですが、動詞から推測できる仕訳がわかるようになりました。
仕訳はお金の変化の原因と結果がわかれば出来るのですが、どちらが借方でどちらが貸方か迷う時はあります。それについては、3級で出てくる「取引の8要素」をおさらいしました。この取引の8要素の理解のおかげで私は2級の工業簿記が劇的に解けるようになりました。
これで「解けない問題を減らす」ことには成功したのですが、それでも
1週間前で簿記2級模試が64点
です、合格点は70点なのでちょっとたりません。ただ、手が届く距離ではあるので、付け焼き刃で改良できるやり方を取りました。それは
時間配分を決め、全問回答を諦める
です。特に2級の第3問目は決算書もしくは試算表なので、結構所要時間を取ります。解答すべき項目が多いので、全問正解は諦めて、時刻が来たらもうその問題は捨てる、ということにしました。
かけていい時間は
- 第3問の場合30分ぐらい
- それ以外は15分
ですが、これは実際に解いてみないと、時間配分が正しいのかわかりません。
ただし、これは2時間のテスト時間以内での話です。模擬テストの場合には、 2時間区切りで一旦時間のシミュレートをした後、採点前にもう一度、自分が納得するまで、あるいはどうやっても解けないとわかるまで問題に取り組みました。
2週間前の具体的な学習内容は人によって弱点が違うのでまちまちだと思いますが、勉強の方針や時間配分のやり方は他の方でも参考になるかもしれません。
私の場合の2週間勉強のやりかたは別投稿参照
過去問点数が低いので軌道修正勉強:日商簿記2級合格(20点→80点)
使った参考書や問題集はこちら
防災SNSアドバイザー。情報処理安全確保支援士第5338号。ネットワークスペシャリスト。ITコーディネータ
東北大学大学情報科学研究科第2期生。1994年からインターネットに携わる。システムベンダーの総務社内SEとして、社内システムの構築運用やBCP策定、従業員教育に関与。2015年情報セキュリティ専門法人「まるおかディジタル株式会社」を福井県坂井市丸岡町に設立し現在に至る。研修では基本的に防災のお話以外では着物でお話させていただいております。
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